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神に召された人
とうとう悲しい知らせが来てしまった
社員の奥さんのJさんが亡くなってしまった
2月の始めから自宅療養していて
緩和ケアの先生に定期的に来て貰っていました
二週間程前から、Jさんのお姉さんが韓国から来てお世話をしていました
社員も先週から会社を休み、ずっと奥さんの傍にいました

1月の末、私が病院にお見舞いに行った時、
Jさんと少し韓国語の話などして、楽しくお喋りをしました
私が帰る時、二人で手をつなぎエレベーター迄送ってくれました
お見舞いに行く度に、Jさんは手をつなぎ私を、
エレベーター迄送ってくれました

私、Jさんに何もしてあげられなかったけれど、
時々、Jさんは愚痴や泣き事や病気への不安など、
私に電話をして来ました
泣きながら話すJさんの心が私に話す事で、
少しでも晴れればと願ったものでした
Jさんは、14年の結婚生活の中で旦那様との意見の違いや、
意思の疎通が出来なかった事でのケンカもあった様でした
私は、自宅療養になった時に、社員に言いました
『この人と結婚して良かった、日本に来て幸せだったと言われる様に、
悔いのない様に奥さんに尽くしてね』って・・・
葬儀で、牧師さんのお話の中で、亡くなる二日前、
Jさんは旦那様に『ありがとう』と言ったそうです
社員がJさんにありがとうと言って貰えて本当に良かったと思いました
これで、思い出に残る、幸せな結婚生活になるから・・・

葬儀には、韓国からJさんのきょうだい達が参列しました
私は、せめてJさんのお姉さんに、ご挨拶だけでも、と思ったのですが、
韓国語が話せないので、韓国語に翻訳した手紙を渡しました
初めて会うお姉さんに韓国語で『初めまして』と言うつもりで、
『チョウム ペッケッスムニダ』と覚えたのですが・・・
いざとなったら言えなくて、傍にいた通訳の方に助けられました

   年賀状
     ≪今年のお正月に頂いたJさんからの年賀状≫

昨年の暮れJさんが韓国に里帰りした時、買ってきたハガキです
Jさんは、独学で日本語を学び、会話は勿論、
漢字やひらがなの読み書きも出来ました
運転免許証も日本の教習所に通い取得しました

神に召されたJさん
手を繋いだ時のJさんの手の温もりを私は、永遠に忘れません

≪2012年8月の記事≫